先日のニュースで春の選抜高校野球大会中止に続き夏の大会も中止が決定しました。
野球に関わらず今年最高学年を迎える全ての競技が中止という方向に向かっています。
世の中はどこまで行っても命が最優先、例え1%でもそのリスクを伴う発言、決断をすれば袋叩きにするという習性があります。
なのでニュースでもコメンテーターが「まあしょうがない決断ですね」と体のいい無難なコメントをしていますが。
私からすれば「ふざけんな!何もしょうがなくねーよ!無観客でいいけんどんな手を使ってでも何としてでも開催しろ!」です。
先に言っておくと私は野球バカの100%選手側の選手翼の人間なので、一般的な常識を持った中立の人達の同意を得ようなんてはなから思っていません。
結局選手達の移動で宿舎で感染リスクがどうのこうのという世間が納得せざるを得ない理由を言っていましたが、選手達にはリスクの何百倍も試合が大事と思っていると思います。
そんな心配大きなお世話で誰も望んでませんよ。
それに「充分な練習時間が取れていないから選手達の怪我に繋がる」とかいう理由も出ていましたが、これには流石に呆れて言葉が出ませんね、この期間もどれだけの選手が試合が開催される事を信じて家や出来る範囲の環境で準備を続けて来たかを見たんか?と言いたいですね!
選手達に失礼ですよ!!
結局無観客でやったら赤字が出るからなんだかんだ世間がしょうがないねと言わざる負えない中身のない言い訳を考えるだけの集団なんですよ高野連も関連スポンサーも。
何の会議やねん(怒)
「毎年儲けさせてもらいよんやけこんな時ぐらい自腹切るぐらいの男気見せろよ!それに何とか開催の方向で動けば、賛同者が出て来て金は集まるやろ!」と思います。
私が選手なら極端にいうと「命より野球が大事やけやれや、それにコロナになんかならんわ!普通に考えて!なったとしても死にゃーせんやろ」と暴言を吐いていたでしょうね。
コロナで大事な人を失った方が見たら不快に感じるかもしれませんが野球バカの一意見なので聞き流してくださいね。
今自分自身が元気なので言える事で、死にかけていたら同じことが言えるかは分かりませんが…
今まで生きて来て世の中の理不尽を感じて怒り狂う度に大人たちになだめられて来ましたが、一緒になって怒り狂ってくれる大人はいませんでした。
私はどこまで行っても大人の意見より子供達と一緒に怒り狂う大人にしかなれませんでしたね今の所…
でもまあそんな大人も何人かいてもいいかなと思っているんですけどね。
私の教え子にも小6、中3、高3、大4と当事者となっている生徒がいるんでね、怒りが収まりませんよ。
ホントにコロナに関しては誰が悪いという話(中国?)は、強大な裏の世界の話になるから私には手に負えないので都市伝説の関さんにお任せしますが、
この第三次世界大戦の様な事は誰しもが生まれて初めての事で敵が強大過ぎるんで
当事者となった選手達、その親族の皆様の怒りと悲しみの矛先が何処に向いていいか分からない…
本当に歯がゆい袋小路に入り続けている状態にあるんではないかと思います涙
そんな選手達に私は何かをしてあげる力も何もないから自分の力の無さに肩を落とす日々の連続なのですが、
そんな選手達に私の基本的な思考である、1つの考え方を提案します。
私自身もその考え方を持つ事で人生を何とか前向きにポジティブに生きてこれたので。
これを読んで今のハートブレイクの状態から立ち直る事に1ミリでも力になれたら幸いです。
まず選手達に問いたいのは、人生の目標を聞きたいです。
野球以外に将来目標があって夏の大会に向けて頑張って、試合するというプロセスと経験、思い出が欲しかった選手は本当に可哀想でした。
将来野球で成功したくて、この夏も本気で甲子園を目指して結果を求めていた選手は多くいたであろうと思いますが、その選手達にあえて問います。
じゃあここで一本出れば甲子園が決まるという場面で、強がりじゃなく自分が打席に立ちたいと思えましたか?
ストライクゾーンで勝負に来てくれさえすれば高確率で打つ自信はある、仮にそこで凡打しても「俺で駄目ならどっち道駄目やったな」と心から言えるほどに、技術を確立出来ていましたか?
最後一打逆転を許す2アウト満塁の場面、心から俺のところに飛んで来いと思えましたか?
私も技術的な自信の裏づけの無かった運否天賦で野球をしていた頃は口では「チャンスで回せよ」と言っていても、内心回ってくんなよと思っていました。
しかし野球人生でキャリアハイの成績を収めた野球人生最後の年だけは唯一本当に心から勝ちたいから勝つためにチャンスで俺に回せと思っていました。
「俺で駄目ならしょうがないやろ」とも思っていました。
根拠のない自信ではそこまでのメンタルには到底なれません。
そのメンタルを可能にするには、「技術を確立した自信」しかありません。
打てるイメージしか湧かない、自分の射程圏内に来たボールは球種が何であれ100%アジャストする技術的自信です。
私は最後の年でやっとその境地にたどり着けました。
実際にその境地が更に確信に変わった後期45試合は4割を優に超えていて、NPBとのフェニックリーグに関しては20試合近くやって5割に迫る4割打者で終わるという成績も残しました。
今これを読んで、「自分も全く同じ境地にいます!」という選手はほぼいないと思いますがもしいたとしたら、「君はスターになるチャンスを逃したが、早かれ遅かれ頭角を表し野球で成功するから、今日から目標を甲子園からメジャーリーグに切り替えて頑張りなさい」といいたいです。
しかし自分の心に手を当ててそこまで技術を極め切れてなかったな、その境地まで到底行けてなかったなと思う選手は、今回試合が中止になって残念でしたが。
結果的に結果は同じでしたよ…
チャレンジして駄目で涙するか、チャレンジ出来ずに涙するかの違いです。
どっち道満足する結果は得られていません。
違う意味で大事な場面で三振、エラーをして一生の傷を負ったかもしれません。
そういう意味では助かったかもしれませんね。
厳しい事を言っているようですが勝負事は完全実力世界です。
技術が未完成で自信と確信がないまま試合に出るという事はそういう事です。
まずは認めたくないでしょうが自分の実力の無さ自分のいる位置を冷静に客観的に判断する事が今後飛躍する為には大事になって来ます。
とはいえ可哀想なのは「チャレンジして駄目だったという一つの区切り、今まで頑張って来た現段階のモノを披露する場、満足感、自己満足の達成感、燃えている情熱の火を消す事」が出来なかったという事に関してはかける言葉が見つかりません。
でもですよ!
これって逆に言うと後々この世代凄い事になる可能性がありますよ!
ここからが本題です!
この言葉を知っていますか?
『燃え尽き症候群』この言葉は冗談で使われる事がありますが、実際にあります。
特に夏の大会が終わった高校球児はほとんどがこの状態に陥ります、私も3カ月ほど抜け殻になりました。
私の場合中止じゃなくて試合をして負けたから本来いる予定だった甲子園のテレビの中に自分達がいない悔しさと苦しみは余計でしたね。
全国優勝候補でしたからね…
友達と遊んでてもどこか楽しくない、寝ても覚めても悔しさだけが蘇る、かといって次なる目標にスタートする気力がでない、という苦しい日々を過ごしたのを覚えています。
そういう意味では今年の選手達は『燃え尽き症候群』どころか情熱の火は消えてないわけですからこの世代は末恐ろしいですよ。
私が言いたいのはこの最悪な出来事はその当事者だったりその瞬間は最悪な事には変わりはないんですよ。
ただその最悪な出来事を将来成功する為のターニングポイントにする事が出来ればあなたに取ってその最悪な出来事は最高の出来事に成り変わるわけですよ。
まあ言葉にすると、タダでは起き上がらんぞ精神ですよね。
最悪な出来事のまま終わらせるのか、最高の出来事に変えるのかは、貴方の根性とこれからの頑張りで全ては決まります。
なのでこれが終わりではなく今日から本当の戦いが始まるんですよ。
グランドでも社会に出ても誰も同情してくれたり助けてくれたりしませんよ。
最後に助けてくれるのは「自分自身の実力」それだけです。
残された道は実力をつける為に日々努力を辞めない事です。
今高3のまだ野球に情熱のある選手は、今のやり場のない消える事のない情熱の炎の全てのベクトルを甲子園から自分自身の技術を徹底的に極める事の1点に変えてみませんか?
自分自身の技術を極める事が出来れば未来は確実に変わると思います!
そしてどうせならメジャーリーグを目指してみませんか?
全くの無名選手でもまだ高3なら技術を極めればチャンスはあると思います!
だからその燃え尽きる事が出来なかった情熱の全てはメジャーにいく為に技術を極める事と同時進行で英語を始めてみて下さい!
もし野球でだめでもその努力は貴方にとってプラスになると思います。
夏の大会がなかった事で今までハローぐらいしかわからなかった貴方が英語を話せるようになれば、それだけで夏の大会がなかった最悪の出来事は貴方の人生にとって少しいい出来ごとになるんじゃないですかね。
話を聞くと今年の3年生は野球で進学する選手が例年より多いと聞きます、それ自体は凄く嬉しい事です。
だからこそせっかく野球を続けるのであれば、技術を極めてから自信を持ってプレーした方が結果も出るし、より深く高いレベルの野球の楽しみ方が出来るので、是非技術を極めましょう。
それに関してはいくらでも私は付き合います。
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悔しい思い、一度挫折を味わった人間は心の中に消えない炎が常に燃えています。
そういう人間が強いのはこういう事です。
大抵の事では心が折れないし諦めない根性があるということです。
数年後にこの世代が野球界にとどまらず、いろんな業界を席巻してくれる事を期待しています。
この世代はチームメイトとの絆も人一倍になっただろうし、野球じゃなくてもそんな仲間たちと面白い会社を作って成功してもいいと思うし、野球で成功する事に限らず小さな事からでもいいんですよ。
今までチャレンジしたかったけど出来なかった事を初めて見るだとか、改めて野球を基本から見直してホントの意味のレベルアップをするきっかけにするとか、何かしらアクションを起こせるといいですね。
私の話なんか小さすぎて言うのも恥ずかしいですが、10年以上昔競艇で当時の全財産で勝負に行って惨敗した最悪の出来事のおかげでタバコを辞めました。
自分への怒りをタバコを辞めるという自分へ罰を与える事で、結果的に私の長い人生にとっては健康的にも経済的にもプラスになりました。
ホントちっぽけな話で申し訳ないですが(笑)
あと車を買い換えたその日にスピード違反で捕まって、警察への怒りのままその足でバッテングセンターに行って「ここで野球スクールやらせて下さい」と言いに行ったことがきっかけで野球スクールが始まりました。
現役を引退して5年間あえて野球から距離をおいていたけど心のどこかではまた野球に携わりたいと思っていながらも抜け殻の様な日々を送っていた私にとってはこの最悪の出来事のおかげでまた生きがいが見つかったのでそれは最高の出来事に変わったんですね。
なので該当する選手達には数年後、数十年後に「この最悪の出来ごとがあったおかげで俺はメジャーリーガーになれた」とか「この最悪の出来事があったから俺は野球をより深く知る事が出来た、技術を極める事が出来た」、「この最悪の出来ごとがあったおかげで俺は英語が話せる様になった」とか、「この最悪の出来ごとがあったおかげで俺は社長になって成功できた」などの成功談を言える様に、
もうこうなってしまった以上、心が折れそうになって諦めそうになってもこの悔しさこの最悪の出来事がプラスに転じるその日まで諦めず走り続けるしかないんですよ。
その資質はこの最悪な出来事によりこの世代全員に備わった思います!
この世代は燃え尽きない炎を纏った不死鳥の世代フェニックス世代と名付けておきます!
まあ私はこの程度の話しかしてあげられませんが、野球の技術向上に関してはどこまでのレベルの要求も受け止めてあげられるので頼って貰えれば力になるし、別に自分の力で頑張るならそれを応援するし、とにかく少しでもこの地獄の様な状態から前向きになれれば幸いと思っています。
将来このフェニックス世代のこの記事を読んでくれた誰かが成功してから何かしらメッセージ来るのを楽しみにしています!
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