この記事の内容
フライボール革命とは
フライボール革命とは、メジャーリーグのある貧打低迷球団がチームの得点力の底上げを図る為にデータに基づきチーム単位でフライを打つ事を徹底した結果快進撃を見せて優勝するという快挙を成し遂げた事を発端にメジャーリーグ全体に広がりを見せた革命の事。
実際にメジャーリーグでは近年本塁打が急増しており、2017年には過去最多となる6105本の本塁打が飛び出した。
フライボール革命のメリット
フライボール革命のメリットとしては大きく分けて2つあります。
1つ目のメリットはフライを打とうとする事により打撃フォームが正解に近づくという事です。
正解に近づくというのは本当のレベルスイングに近づき、バットのヘッドも遅れて出てくるようになり、軸もバレル軸に近づくという、少なからずゴロを打ちに行くより良い方向に向くのは間違いありません。※詳しくは教材からご覧ください。
2つ目のメッリットは単純にフライを打った方がゴロを打つより結果に繋がっているという事です。
打球の種類別に結果の割合を出したデータによると、
ゴロの発生率は45%、安打割合は24%、長打割合は2%、本塁打割合0%
外野フライの発生率は23%、安打割合26%、長打割合は22%、本塁打割合17%
まず注目して欲しいのは発生率です、残りの25%はライナーと7%は内野フライですが、それは一端置いておきます。
ゴロの発生率が45%!!
ちなみにこのデータはフライボール革命後のメジャーリーグの一年間のシーズンのデータです。
それでも45%約半分はゴロを打っているんですね!
これ日本のアマチュアの試合データを集めて数字を出したら優に50%半分以上を超えてくると思います。
発生率を頭に入れた上で話を進めていきます。
長打割合と本塁打割合がゴロより外野フライの方が多いのは言うまでもない事なのでそれも置いときます、
注目すべきは安打割合です!
ゴロの場合の安打割合は24%、外野フライの場合の安打割合26%と安打割合でもゴロより外野フライの方が上回っているんです。
この数字を突き付けられたら流石に気づくはずです、「凡打するにしてもゴロよりフライ打っといた方がいいよね」という事を。
しかし私の考えはもっと深い所にあります。
ライナーの発生率は25%で安打発生割合は62%、本塁打割合は2%です。
このデータ含め全ての数字を見て出た結論は、
発生率はゴロが約半分、残りはフライとライナーです。
まずはこの発生率をフライとライナーにするだけで自ずと、打率、長打率、本塁打数全てが上がります。
次が肝ですが、ライナーでは本塁打割合が2%と低い、かといってポップフライはノーチャンスです。
なので良いとこ取りをします!
結論は、フライのカテゴリーに入れられる角度にライナーの打球を打つ事を常に心がけてやる事です。
それを実践出来れば打率、長打率、本塁打数全てが上がります。
この話を聞いたら「これをやれば絶対成績が上がるやん」と前向きな気持ちになると思います。
我々の現役時代にはここまではっきりフライ方向に打って行けと言ってくれる人間が皆無でしたからね。
どっちかと言うと打ち上げたら怒られるんじゃないか?と思っていたし、フライ凡打に対して罪悪感すら芽生える風潮がありましたからね。
この記事を読んだ人がうらやましいですね。
数字の裏付けがあるので半信半疑じゃなくて済みますしね。
ただそれがすぐさま簡単に出来ればこの記事を読んだ選手は誰もがすぐにバッティングの成績が上がるという事になりますが、それはそんなに甘くないと言っておきましょう。
高い結果を求め可能にするには必ずそれ相応の技術が必要になって来ます。
上手くなるには、まず技術を知る事と次にそのやり方、方法も知る必要があります。
もっと詳しく知りたい、この打法をモノにしてメジャーを目指したい方は
その夢のような打法をすぐさま自分のモノに出来る技術のノウハウから練習方法まで全を公開している、人生を変える野球教材『世界を制すバレル軸』を見て学んでください。
この記事へのコメントはありません。