野球を習う事の意味

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2014年10月9日より

野球を習う事の意味

悟塾(野球塾)に来る子供達の目的は様々で、「プロ野球選手になる為に技術を磨きたい!」という目的の子供達から、「野球・ソフトボールを初めたばかりだから基本から教えて欲しい」という目的の子供まで、様々な目的・目標を持った子供達が来てくれています。

そんな子供達に対して悟塾(野球塾)が目標・目的を達成させてあげる為に、やってあげられる事、やらなければいけない事があります。

それを簡単に例えてみました。

イメージしてみて下さい。

目の前に頂点が見えない程のそびえ立つ岩壁があるとします。

ちなみにその岸壁は右に行っても左に行っても永遠に立ちはだかります。

簡単に言うとその岸壁の向こう側がプロ野球の世界です。

今野球を初めた子供達、今野球をしている子供達は、
この岸壁の前に丸腰で立たされている状態です。

捕捉として「野球を頑張って上手くなってプロに行きたい!」と思っている子供は岸壁の向こう側に行けばプロになれるという知識だけは持っているという事にします。

ではその場に一人立たされた子供はどんな行動を取るでしょうか?

私が思うに、子供達は岸壁を登ろうとするのではなく、右か左に歩き出すのではないかと思うんですよ。

岸壁が低くなっている所はないか?抜け穴があるんではないか?はたまた岸壁に終わりがあるんではないか?と…

ちなみにそこに大人が付き添っていても同じ行動に出ると思うんですよ。

「とりあえず歩いてみよう!」といった感じで…

体力と根性がなく休み休み歩く子もいれば、逆に体力と根性があり休まず走る子もいるでしょう、猛スピードで走る子もいるでしょう。

まあこれが俗にいう「身体能力」という事になります。

一緒にいた大人に葉っぱをかけられて走らされる子供もいるでしょう。

しかしどれだけ頑張って突き進んでも答えは同じです。

岸壁に終わりはないし抜け道もないんです…

世の中理不尽で、頑張って走り続けた子供には「頑張ってるね!」と褒めてあげたいけど、逆に走り続けた事で怪我をして歩く事さえ出来なくなる事もあります。

何が言いたいかというと、間違えた方向に突き進む事、すなわち間違えた努力はいくらしたところで答え(結果)は出ないし、それどころか怪我をして歩けなくなるから頑張っただけマイナスになるという事です…

そしてそれだけではなく何よりも大事な時間だけが無情にも過ぎて行きます…

この例えから分かる事で、プロの世界に行くためには「身体能力」はさほど関係ない事がわかりますね。

「身体能力」は生かしてなんぼです。

せっかく「身体能力」が優れていても、違った方向に使っていては0は0です。

では子供達は何故左右に歩き出すという行動に出るか?

それは単純に岸壁の向こうの世界を知らないからです。

知らないからどんな所かも、行く術も分かるはずがないんです。

ただそれだけです。

だから自己流でその壁を越える事がいかに大変で時間がかかる事かがわかります。

思わぬ遠回りを強いられ、チャンスを失い気付けば年だけをとっています…

きっかけは様々ですが、子供達は勘が良い子あるいは運が良い子は気付くはずです。

怪我をして歩けなくなった時、何年間も地道に歩き続けた末に、歩き続けている道中での人との出会いで。

そこで今やっている事の先にゴールはない事、岸壁に終わりがない事に気付きます。

可哀想な子供は向こう側の世界を見る事を諦め、歩く事を辞めるまで気付かない人もいます。

勝手に「自分には岸壁の向こう側に行く力がない」と決めつけて…

私から言わせて貰えば全ての子供に岸壁を越える権利も力もあります。

越えれないと諦める人は方向を間違っているだけです。

方向を間違っていれば先も見えないしゴールが見えないから諦めてしまうのでしょう。

全ての子供にチャンスがありますが、その権利その気付きにはタイムリミットがあります。

当たり前ですがそれは早ければ早い程有利になります。

その気付きが24才を越えれば岸壁に挑む権利すら失います。

では間違いに気付いた子供達は次はどんな行動にでるか?

おそらく岸壁を登ろうとするはずです。

岸壁を登るという方向で努力をします。

まず丸腰では5メーター登るのがやっとでしょう。

しかしそれでもそれでいいんです!

何故ならそれは確実に答えのある方向に進んでいるからです。

そこで子供達は考えます。

岸壁を登るためには「専用のスパイクがいるな」「体力も握力もいるな」

結構頑張って上に行ったけど断念して降りて来た時に次は「酸素ボンベもいるな」「ロープもいるかな?」と色々考えて岸壁に挑むでしょう。

それは右左に走っていた時からすると大きな成長です。

しかし落下して怪我をして断念する危険性もあれば、手探り状態なので、道具のチョイスを間違え使う道具も間違える可能性もあります。

壁に挑むチャンスは限られています。

間違えを続けると時間と体力だけが失われいい所までいけたのにタイムオーバーという悲しい結果になります…

結果越えれなければ0は0です。

話を最初に戻しましょう。

最初に子供が丸腰で岸壁の前に立たされた時に、

プロのロッククライマーがそこにいたらどうなるでしょうか?

子供が岸壁の向こう側の世界に行きたいと言うなら、ロッククライマーは岸壁を越える為に必要な体力をつけさせて、必要な道具を与えます。

そこまでしてあげても「一人で行っておいで!」

では実際厳しいでしょうね。

では頂点までは一緒に着いて来てくれるプロのロッククライマーがいたらどうなりますかね?

頂点まで一緒に行って「下りは登りで培った自分の力と知識であとは自分で頑張ってこい」と見送るプロのロッククライマーがいたら。

途中で強風に煽られて落下したり、雷に打たれたりと事故があれば不運ですが、上手くいけば頂上に行ける可能性は高くなります。

少なくとも地面で右左に走っている人と比べると天と地の差がありますよね。

ここでいうこのロッククライマーが私の役割です。

悟塾に来た生徒は私がついて一緒に岸壁を登る事。

決して地面を左右に走る子を作らない事が悟塾が塾生にしてあげられる事だと思っています。

そのロッククライマーが高度が上がって来た時に(野球で言うレベルですね)途中で道を見失って「ここから上は俺にもわからん世界や」とか言い出した日には共倒れの危機ですからそういう意味では指導者のレベルと役割は凄く大事だと思います。

ちなみに元プロ野球選手がプロのロッククライマーかというとそれは絶対そうとは言えないでしょうね。

ここで言うプロのロッククライマーが別に私じゃなくてもいいんですよ。

それが本当に頂上まで登り方を知っているロッククライマーならね。

大事なのは子供達を遠回りさせない事!

それだけですね。

元プロとか昔どうやったとかそんなのは何の役にもたちませんからね。

あえて言いわせて頂くと

私は頂上までの行き方を知っています。

向こうの世界には降りれなかったけど頂上から向こう側の世界を見て来ました。

子供達を、見ても登る速度は個人差があるのは感じます。

それは当たり前の事です。

ただ登ろうとしていない子には葉っぱをかけないといけません。

後は一人でも転落しないように根気よく一緒にコツコツ登って行くだけですね。

「塾長先に行っとくよ!」と私の想像を越える速度で登りつめるぐらい塾生がなってくれる事を期待してます☆

でわ!

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