悟塾ブログ ベストセレクション 2017年1月17日より
こんにちは(^^)
今日は自分の経験から薄々感じていた事がちゃんとしたデータとして裏付けが取れたのでお知らせしておこうと思います。
それがプロ野球界でスターになるヒントになればと思います。
うちの生徒には随時言ってる事ですが、私のブログを読んでくれている方がいるなら少しでも為になる情報を提供するのが恩返しにもなると思うので、これを読んだ後に今の自分自身の在り方、心がけに焦りを感じてお尻に火がついてくれたら幸いです。
プロ野球選手になる事が目標なら道は何通りかあります。
しかし目標設定をプロ野球選手になる事に設定していては結果的にプロ野球選手にはなれないし仮になれてもプロ野球選手としては活躍するスター選手にはなれません。
昔のスポーツ界は時代で流行ったアニメの影響もありハングリー精神、雑草魂をもった選手が劣悪な環境でもどん底から這い上がって恵まれた環境を持ったキザな敵を倒してスターになるという様な流れが支持をうけた時代でした。
しかし近代スポーツ界は一転して完全英才教育の時代に突入しています。
各スポーツ界のトップに君臨する選手
すぐに名前があがるだけでも、
野球の大谷、ダルビッシュ、テニスの錦織、ゴルフの石川遼、卓球の福原愛、ボクシングの井岡に井上、
ことごとく英才教育出身です。
共通しているのは、
親がその競技をやっていて子供の頃から英才教育をしているか、
その道のプロに習いに行かせて英才教育をしているか、
いずれにしろその競技のトップになる事に目標設定を置き家族が一丸になってサポートして育てた事です。
でも今回言いたい所はそこではありません。
英才教育が大事な事は随分前にもブログで書いたし今更自分がわざわざ言うまでもなくほとんど皆さんが知っている事です。
そこではなくさっきあげたメンバーでもう1つの共通点があるとしたら何があると思いますか?
それは子供の頃から既に有名だと言う事です。
そこが今回の話の肝になります。
私が現在まで小学生から大人までちょっとしたアドバイスから指導までさせて頂いきました。
おかげ様で様々な勉強をさせて頂き、指導の引出しが増えて来るのと同時に色々な傾向が自分の脳に蓄積されて来ました。
その中で予測通りの傾向もあれば予測と違った傾向もあるから勉強になるんですが、
自分の予想と全く正反対の傾向が出た事があります。
では皆さんが指導者になったとして小学1年生、中学1年生、高校1年生、がいたとしてどの子が一番教えるのが簡単と思いますか?
もちろん個人差はあると思いますが、自分は高校1年生、中学1年生、小学1年生の順番と思っていました。
大人に近づくほど言葉の理解力もあるだろうし、何処から手を付けていいかわからない小学1年生より、ある程度形が出来ている高校生の方が教えやすいと思っていました。
しかし蓋を空けてみたらそれは正反対でした。
ある程度形が出来ているというのが実は厄介で、その形が正解の形ならまだいいんですが正解の形を持った高校生なんて全国の高校球児の1パーセントいるかいないかだと思いますが、その間違えた形で凝り固まったものを変えて行く方が時間がかかるなあと言う感想です。
まあそれでも素直な心さえ持ってくれて開花させるのは難しい事じゃないんですけどね(^^)
ただどちらが簡単?と問われたら小学生の方がこちらの想像を超えて劇的に変わる事が多いので末恐ろしいなあーと思います。
先日東京でこんな方のお話を聞く機会がありました。
その方はWBCで日本が劇的に優勝した時のJAPANのトレーナーで有名な方なんですが、
その方はある大学の教授でもありスポーツ科学の専門家としての観点から切り込んだデータ収集であったり日々研究されています。
その方が出したデータで簡単な表があるんですが、それがまさに私自身が薄々感じていた事が表になって自分の目で確認出来たのでより一層生徒達の「今」の大切さを確認する事が出来ました。
ウェイトレーニングをはじめトレーニングの重要性が注目される現代において、私はまずはスキルを磨け!
そのあとに身体の成長がついてきて、スキルをものにしたらやるべきトレーニングも見えてくるから!
まずは『正しいスキルをものにすることだけに邁進する事!』
それを念頭に置き技術面に特化してやって来た事もちゃんとしたデータとして裏付けされました。
表1
表を見て下さい!
印刷の精度が低すぎて字が読めないのが残念なんですが、ざっくり伝われば充分なんで簡単に説明します。
下の数字が年齢ですね!
この表で言う赤の線が「動作の習得」です。
この表が現す事は、動作の習得に一番適した年齢は6歳から9歳であるという事です。
10歳から早くも下降していってますね…
下降イコール動作の習得が難しくなっていってるという事です。
私は生徒達に、中学行ったらうまくなるだろうとか高校行ったら自然にうまくなるだろうという考えは違うよと言って来ています。
技術は環境が与えてくれるものではないからです。
大事なのは自分自身がどんな手を使ってでも一日でも早く正しい動作を習得する事です。
正しい動作を習得すればコンスタントに活躍する事が出来るしプロ野球選手になれる道に乗る事も出来ます。
今掴めない人間は、残念ながら中学に行っても高校に行ってもずっと下手なままの可能性が高く、そのまま野球を辞めるまで目立った活躍をする事なく終わってしまう事になります。
だから今考えて、今努力して、今掴む、「今」の大切さを言い続けています。
今このブログを読んでくれている方の息子さんは何歳かは分かりませんが安心して下さい!
まだまだ遅くはありません!大丈夫です!
私の場合は26の時に本当の野球に出会えて27歳で絵に書いた様な遅咲きを果たして27歳というプロ入りにあり得ない年齢で育成じゃなく即戦力でドラフト本指名で取るからとまで言われました。
結果的に夢破れましたが最後の悪あがきは出来たかなと思います。
こんな私が言うんだから間違いないです。
今からならいくらで大化けする可能性はあります。
プロには行けなかった悔しさ、遅咲きして、もっと早くに本当の野球に出会えていたらという後悔があります。
故に生徒をプロに行かせたいという気持ちは常に持ち続けています。
技術を一日でも早く極める事ができれば、早咲きしてずっと咲き続ける事ができますからね!
今各ジャンルのスポーツ界の頂点に君臨する選手達の共通点は早咲き逃げです。
アスリートには年齢と言う期限が限られています。
なので早咲きして早く活躍したもの勝ちです。
残りは簡単に説明します。
緑色の点線は身長ですね!
身長は関係ないと言えばないですが、まあ単純に大きい方がいいでしょうから中学生の時に栄養を充分捕って、充分な睡眠を取りって背を伸ばしましょう。
青せんの粘り強さってのはよくわかりませんが、10歳から15歳ぐらいまでに体幹トレーニングと柔軟は毎日やるといいでしょうね。
黄色い線が力強さなんで、中学上級生から力強さが出てくるよという事でしょうね!
私は身長が伸びきるまで過度なトレーニングはするのは賛成ではないんですが、大人になっていくら食べてトレーニングしても筋肉つかないって人がいますよね。
これってその本人の絶対筋肉量は18歳までに決まるらしいんですよね。
これは何処かで聞いた話なんで、真実は定かではないんで名言はできませんが。
早くて高校1年、遅くて高校3年ぐらいにはウェイトトレーニングも入れていきたいですね。
ただウェイトトレーニングが原因で怪我してしまったらもともこもないんで難しい所ではあるんですけどね。
簡単にまとめると
①小学上級生までに正しい動作を習得してしまう!
上級生ぐらいから柔軟性がなくなってくるので柔軟体操を始める!野球辞めるまで毎日
②中学で動作を習得しているので活躍している中でより上のレベルを求めて精度を高める。
練習より栄養と睡眠を重要視してとにかく背を伸ばし身体を作る。
体幹トレーニングを始める。
③中学で身体と精度をあげた技術を造り上げた事で1年生から即戦力で活躍!
小学生から毎日やっている柔軟体操と中学時代に造り上げた身体で怪我をしない身体が出来ているので高校2年にはプロで即戦力でやれる筋力をつける為にウェイトトレーニングも取り入れる。
同時に整骨院や柔軟体操、お風呂などケアの割合を50:50の割合で。
高校で活躍からプロへ!
というのが理想の流れですかね。
自分もこれが出来ていたらなーと思いますね。
今の子供達は皆が理想のレールに乗れる権利があるから可能性は無限ですね。
是非夢を掴んで欲しいですね(^^)
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